阪神がレギュラーシーズンの2位を確定させた。DeNAは最終回、やっと代打でオースティンが登場も空振り三振。現時点でCSファーストステージの対戦相手はDeNAになる可能性が高い。

梨田 阪神は甲子園で戦うことができるのは大きな強みだ。阪神才木、DeNA東の投げ合いで2、3点の勝負だと思っていたら予想外の展開になった。才木はフォークがいい時は高めのストレートで三振を取れる。またストレートがいい時は低めのフォークで三振を取れたはずだった。それが5回までに奪った三振は2つ。得意のフォークの“抜け”“落ち”は良くなかった。DeNAも東を5回で代えるんだから、両先発とも相当疲れているのだろうという見方をしていた。

才木は6回9安打5失点で降板した。いつもより汗をかいているようにも見えた。だが4点ビハインドだった阪神は7回、東をリリーフしてイニングまたぎの中川颯からディアス、伊勢らを打ち込んでひっくり返した。

梨田 7回表のDeNAは、9番ピッチャーの中川颯からだが、当然代打と思っていたら、そのまま打席に立たせた。先発東を早く代えていたこともあったが、なかなか信頼できるリリーフが見当たらないということだろう。その裏、イニングまたぎの中川颯に対した阪神は、先頭が選んだ四球から相手のミスに乗じて、まんまと逆転に成功した。DeNAの自滅のように見えた。

CSは10月12日からファーストステージ、ファイナルステージは16日からのスケジュールだ。

梨田 初戦は才木で行くべきだろう。高橋遥という手もあるが、CSファイナルを見越した時、登板間隔を考えれば、才木が妥当だ。そして理想を言えば、2つ勝ってCSファイナルに進みたい。その意味でも、この日のDeNA戦で才木の負けを消したのは大きかった。【取材・構成=寺尾博和】

阪神対DeNA 7回裏阪神無死一、三塁、中犠飛を放つ近本(撮影・前田充)
阪神対DeNA 7回裏阪神無死一、三塁、中犠飛を放つ近本(撮影・前田充)
阪神対DeNA 7回裏阪神無死一、三塁、近本は中飛を放ち犠飛とする(撮影・上山淳一)
阪神対DeNA 7回裏阪神無死一、三塁、近本は中飛を放ち犠飛とする(撮影・上山淳一)