DeNAは24日、今季初のナイター練習を本拠地の横浜スタジアムで行った。30日からのヤクルト3連戦(横浜)に備え、飛球の見え方などを確認した。アマチュアの試合でナイターは珍しい。開幕1軍を決めているドラフト1位入江大生投手(22=明大)同2位牧秀悟内野手(22=中大)同5位池谷蒼大投手(21=ヤマハ)のルーキー3人は、初々しい動きを見せていた。

入江は実戦形式の打撃練習(ライブBP)に登板した。先頭打者の戸柱恭孝捕手に、外角直球を逆方向の左翼席、ポール際へ放り込まれた。2連続でスライダーが抜けた後、2球続けた直球だった。目が覚めたのか、続く5人の打者では、安打性の打球は細川成也外野手の1本に抑えた。

上茶谷大河投手の登板を挟むと、入江は2回のマウンドに上がった。またも先頭打者に長打性の打球を許した。明大の先輩、主砲の佐野恵太に右翼フェンスまで運ばれた。だが、2人目からは5者連続で凡退。本来の力量を発揮した。興味深いのは登板後。嶺井博希、山本祐大の両捕手と何やら話すと、再びマウンドに向かった。

嶺井は指に蛍光ピンク、山本は蛍光イエローのマニキュアをしていた。どちらの方がサインが見やすいのかを確認していたようだ。これもナイターならでは確認事項だ。

牧は一塁で何度も飛球の捕球を繰り返した。この日、一塁でノックを受けたのは牧だけ。開幕スタメンは確実だ。大学時代は主に二塁手。ソトの来日遅れにより、一塁に回ることになった。キャンプに入ってから用意したファーストミットがようやく、手に付いてきた。ナイターでのボールの見え方を、飛球だけでなく、内野手からの送球でも確認していたのは印象的だ。

池谷は、ライブBPでの登板がなかったが、マウンドの感触を確かめた。デーゲームでは既に横浜で登板しているが、あえてナイターでの視点を確認していた。

プロ生活28年目となる三浦監督でも、この時期のナイター練習は興奮するという。「これも開幕までの1つの行事というか。必勝祈願と。照明の具合は、ホームとはいえ久しぶり。ライブBPもして、自然と高まる。みんな(開幕が)近づいていると分かっているから」。カクテル光線が美しい、ナイターの独特な雰囲気に、もうすぐ包まれる。【DeNA担当 斎藤直樹】