巨人菅野が腹をくくった。18日のロッテとオープン戦で開幕前の最終登板を終えた。
25日の中日との開幕戦(東京ドーム)のマウンドを託されたエースは「時間は待ってくれない。覚悟を決めて投げるだけなので。反省して、だめだったところはしっかり修正して、何が特別だめだったとかではなく、見つめ直せば抑えられる自信はあるので、見つめなおして覚悟を決めて投げたい」と言った。
佐々木朗と投げ合ったロッテ戦は3被弾を含む5回5安打4失点だった。オープン戦は3試合を投げて、計11回10失点、過去ワーストの防御率7・36と打ち込まれた。一方で奪三振率は9・82と最高値だった。
妥協なき試行錯誤を繰り返し、現状の上を模索し続けた。オープン戦とはいえ、失点して気分がいいものではない。「こういう形になって悔しい思いもあるし、不安な部分もある」と素直に言った。
2年連続8度目の大役は今季で球団史上歴代最多となる。開幕戦での勝利投手となれば5勝目で別所毅彦、斎藤雅樹を抑えて単独トップに躍り出る。「コンディショニングをしっかりして、体を万全な状態でマウンドに上がるのが目標というか役割」と、やるべきことは身に染みて分かっている。
真剣勝負のマウンドが今年も幕開けする。1球に泣き、1球に笑う。プロ10年目。エースが投じる1球がその号砲になる。【巨人担当=為田聡史】




