高卒2年目の阪神森木大智投手(19)が1軍戦登板へ、再スタートを切っている。昨年10月のフェニックスリーグ期間に首の張りの影響で、離脱。ノースロー調整が続いていたが、2月9日の具志川キャンプでブルペンを再開。「3月に実戦復帰ができれば理想」。その言葉通り、3月15日の教育リーグ・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)で実戦復帰を果たし、1回無安打無失点に抑えた。

投げられない期間も体を動かせる範囲で、トレーニングを行った。特に胸郭の可動域や動かし方をもう1度、見つめ直した。「自分で考え抜いて、これをやっていけばいいかなと取り組んでみたり。調べながら、いろんな人に聞きながら。今も勉強中です。順調にはきているけれど、まだまだ物足りない」。若手投手の中でも野球や体への知識量は随一。もっとストイックに突き詰めていく。

ルーキーイヤーだった22年の8月28日に、中日戦(バンテリンドーム)で1軍デビュー。5回まで1安打無失点も、6回に3点を失い、プロ初勝利はおあずけとなった。昨年末、リハビリ中の森木は頼もしく言った。「1年目は全体的に悔しいシーズンだった。目標は中盤で救世主になれるように1軍で頑張りたい」。有言実行のためにも、進化を遂げていく。【阪神担当 三宅ひとみ】