<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-1日本ハム>◇18日◇甲子園
33歳の誕生日前夜の18日に登板した阪神岩崎優投手が、142ホールドを記録し、OBのジェフ・ウィリアムスを抜いて球団単独2位に立った。
同点の9回先頭の5番万波は遊ゴロ、6番水野には中前に運ばれたが7番清宮を右飛で打ち取った。2死一塁の8番上川畑の打席では、一塁走者の水野をけん制で誘い出してアウトにし、3試合連続の無失点でマウンドを降りた。「続けていけるように、頑張ります」と表情を引き締めた。
サッカーどころの静岡市清水区出身。サポーター歴は「生まれた頃から」と熱中しているJ2清水とは意外な縁もある。5歳下でピッチの中盤で躍動するMF宮本航汰選手と誕生日、背番号、出身地が同じ。対面も果たしており、「そういうことで応援しています」と刺激を受けている。
春先からJ2の首位をキープする清水には、「うれしいですね。でも、直接言ったら失礼かもしれません」と謙遜しながら、「もともと上(J1)にいたのでね」と期待は大きい。普段は虎党の信頼と「あと1球」コールを背に戦う虎の守護神は、清水のJ1復帰を願ってやまない。
ベテラン左腕の思いは「1人じゃない」という意味を込めた清水の今季スローガン「ONE FAMILY」に重なる。岩崎も常々、仲間と一丸となるべきと語る。今年2月にも「『ブルペンで勝つ』というのは、去年結構言ってきた。そういうのは継続する必要がある」と強調していた。後輩から「何か困ったことがあれば、頼って相談してしまいます」と言われるほど「ONE FAMILY」を大事にしている。
33歳で迎える21日のDeNA戦は、リーグ戦の再開日。アレンパを目指し、仲間の思いも込めて腕を振る。【中島麗】




