ソフトバンクの優勝マジックは2位日本がデーゲームでロッテに敗れたため、1つ減って6となった。1歩前進だが、チームは本拠地でオリックスに3連敗。一気に2減とはならなかっただけに悔しさも募る。試合後、観戦に訪れていた後藤球団社長は「なかなか厳しいですなあ」と言いながら足早に球場を後にした。
約5カ月ぶりに柳田がチームに戻ってきた。自打球を当てた右すねの回復は、予想以上に時間がかかった。久しぶりにドーム球場に姿を見せた背番号9の姿にスタンドの歓声も大きかった。2番DHでスタメン出場。小久保監督にとってはチーム起爆剤の意味合いもあったのだろうが、出塁は四球の1つだけ。3打数無安打、2三振に終わった。確かに「ギータ復帰でV快走」となれば、連敗の痛手も吹き飛んだのかもしれないが、そこは過酷なVロードの最終局面。台本通りになかなかうまく事は運ばなかった。
好投の先発大津を打線が援護できず、0-0の8回、松本裕がオリックス杉本の1発に沈んだ。打線は2度の満塁機で無得点。これでこの3試合、計6度あった満塁イニングはすべてスコアボートに0が刻まれた。1戦必勝なら、序盤からでも1点をもぎ取りに行く攻撃もほしかった。
それにしても少しばかり残念だったのは、柳田の昇格と入れ替わって、笹川がこの日抹消されたこと。前日21日の9回に1点差に詰め寄る中前タイムリーを放ちながら、走塁ミスで悔しい敗戦。ボーンヘッドを犯したからこそ、雪辱の先発出場があるかもと期待していたが、その選択肢はなかったようだ。残り9試合。そろそろ足踏みからリスタートといきたい。




