<ソフトバンク4-13オリックス>◇17日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクにとって今季初顔合わせとなったオリックス3連戦は3カード連続しての「首位攻防戦」だった。日本ハム、楽天5試合は3勝2敗。単独首位をキープしたものの、オリックスには思わぬ? 大敗を喫しトップに並ばれた。
期待の先発マウンドに上がった徐若熙(シュー・ルオシー)投手が宗にいきなり先頭打者弾。それも初球を右中間スタンドに運ばれた。初回2点を失ったが、立ち直れず2回にも太田の2号3ランなど7失点KO。先発投手が序盤で大量失点をしてしまうと、盛り返すのはさすがに難しい。終わってみれば4-13の大敗となってしまった。オリックスに2ケタ失点を許したのは昨年5月25日に鹿児島での5-15の敗戦以来だった。
敗戦での光明はベテラン中村晃に初ヒットが生まれたことか。6番一塁で今季初スタメンとなった中村晃は6回に巡ってきた第3打席。2死走者なしの場面。カウント1-2と追い込まれたが、高島の4球目チェンジアップを中前にはじき返して今季初安打をマークした。今季8打席目の快音だった。「(ヒットが出て)楽にはなれたと思います。またチャンスをもらえたら頑張りたい」。試合後、10分ほどで球場を後にした中村晃は言葉少なだった。ようやく初安打を放ってプロ19年目の「スタート」を切ったものの、チーム大敗では笑顔はない。8回の守備では先頭打者のシーモアの一塁線へのライナーを横っ跳びで好捕。俊敏な動きも披露した。
チームにとって痛い敗戦ではあったが、昨年も寡黙にチームをけん引した男に快打が生まれたのは何よりだった。




