西武一筋の中村が21年目のシーズンを迎える。中村は昨年まで現役最多の442本塁打を放ち、長嶋(巨人)の444本塁打へあと2本、プロ野球14人目の通算450本塁打へあと8本に迫っている。過去に同一球団で450本以上は、巨人で868本の王、南海で645本の野村、広島で536本の山本浩と504本の衣笠、南海・ダイエーで503本の門田に次いで6人目になる。

中村には前人未到の記録が近づいている。通算2000三振だ。現在の三振数は歴代2位の1914。清原(オリックス)が持つ1955三振のプロ野球記録へあと41三振で並び、86三振すれば通算2000三振を記録する。中村の出場試合は1866で、1試合平均の三振が1・03個。2000試合出場より先に2000三振へ到達しそうだ。通算1000三振以上している72人の中で、試合数よりも三振数が多いのは、773試合で1186三振のブライアント(近鉄)と中村しかいない。満塁本塁打記録を持っている中村だが、この三振記録も立派な勲章になるだろう。

通算本塁打数上位
通算本塁打数上位
通算三振数10傑
通算三振数10傑

同じプロ21年目のヤクルト石川も偉大な記録が待っている。昨年11月1日広島戦でリリーフし、連続先発登板は歴代2位の306試合でストップしたが、昨年まで通算488試合に先発。プロ20年間でリリーフが16試合しかなく、あと12試合先発すれば500の大台に乗る。先発登板の最多記録は米田(近鉄)の626試合で、500試合以上先発したのは6人だけ。過去の6人は高校からプロ入りしており、大学出身投手はまだいない。プロ1年目から先発にこだわっている石川が、プロ野球7人目、大学出身では初の通算500試合先発登板を目指す。【伊藤友一】

通算先発登板数10傑
通算先発登板数10傑