21世紀枠で出場する小豆島(香川)の杉吉勇輝監督(32)が、秋季大会の打率4分8厘コンビに大きな期待を寄せた。開会式前に初戦で対戦する釜石(21世紀枠、岩手)の佐々木偉彦監督(32)との監督対談に参加。相手の研究について話が及ぶと「たくさんの情報は持っていません。YouTube(動画サイト)にも全然(釜石の動画が)ない。まあ、なるようになるでしょう」と笑った。

 発言の裏には、杉吉監督の考えが詰まっている。自チームの指導を進めるにあたり、実感するのが秋季大会終了後からの成長度。昨秋の動画を見たからといって、その通りだとは思えないという。持論を踏まえ「打率0割4分8厘っていう、奇跡的な数字を残した2人は、悔しい思いを持って冬、頑張ってきた。活躍してくれそう」。対象は秋の公式戦6試合で21打数1安打同士の須藤巧巳内野手(3年)と阪倉直貴外野手(3年)だ。指揮官は「しかも両方(の安打)とも内野安打」とイジリながら「当たれば飛ぶんだよね。(スタンドへ)放り込むかも」と努力の成果を期待した。