横浜のドラフト上位候補で、最速152キロ右腕の藤平尚真投手(3年)が、満塁弾を含む2本塁打を放ち4強へ導いた。

 立ち上がりに精彩を欠き、初回に3四死球で先制された。味方が2回表に4点を取り返してリズムに乗ると、自身も6、7回に2打席連続本塁打を放ち4安打7打点と大暴れ。

 藤平は「肩が軽すぎて初回はしっくり来なかった。ピッチングで迷惑をかけたので、バッティングで何とかしたかったので良かったです」と話した。公家響主将(3年)も今大会3本目の本塁打を放ち2安打3打点と活躍した。