星槎国際湘南が、初のベスト8進出を果たした。

 エース本田仁海投手(2年)が、9回を5安打2四球に抑え、初回の1点の援護を守り抜く「スミ1完封」勝利を収めた。前日13日の鎌倉学園戦は13奪三振で完封し、2試合連続完封のこの日は8奪三振。本田は「今日は打たせて取る投球を心掛けました」と振り返った。

 土屋恵三郎監督(62)は「去年まで127キロくらいだった本田が、142キロ出るようになったんだよ。鎌倉学園に続いて、向上に勝つなんて。感動しちゃったよ。弱い軍団が強くなっている。成長しているよ」と、就任2年目での8強を喜んだ。