昨夏8強の那覇商が7-4で宮古総合実を下し、開幕戦を飾った。

 今夏からエースで4番の大黒柱、崎山大介投手(3年)が、この日最速を更新した135キロ直球に加えカーブ、スライダーを駆使して完投した。

 春は背番号12だったが、4月に就任した吉元嘉邦監督(48)が「真っすぐに力があり負けん気の強さがある。一緒にやっていこうと腹を決めた」と大抜てき。崎山も「自分1人で投げ抜くつもり。4番も任せられているので引っ張っていきたい」と、94年以来の夏の甲子園へ気合を込めた。