春の北海道大会を制した駒大苫小牧が12-0の5回コールドで室蘭栄を下し、10年ぶり8度目の夏の甲子園へ好発進した。

 1回裏無死満塁のチャンスに、4番の林田章吾一塁手(3年)が右翼スタンドに突き刺さる本塁打を放ち、試合を決めた。満塁ホームランを含め3打数3安打6打点の主砲について駒大苫小牧の佐々木孝介監督(30)は「よくやってくれた」と手放しで喜んだ。林田は「次も自分たちの野球をして勝ちたい」と意気込んだ。