九州北部豪雨災害が甚大だった朝倉市杷木(はき)の朝倉光陽は0-24の5回コールドで朝倉との地元対決に敗れた。

 実力差もあり一方的な展開となったが、16安打を浴びながら4回155球の粘りを見せたエース養父(ようふ)聖也投手(2年)をはじめ全員が最後まであきらめず全力プレーを見せた。朝倉市消防団員として災害対応にも関わる朝倉光陽の井手俊明監督(34)は「試合で30点、40点取られたこともある。本人たちなりによく頑張ってくれた」と健闘をたたえた。