日大三が辛勝発進した。

 初回に金成麗生内野手(3年)の2点タイムリーエラーで先取点を奪われると、打線も中盤までつながりを欠いた。

 だが7回に、3番桜井周斗投手(3年)、4番金成の連続適時二塁打で3点を入れると、9回には途中出場の大塚晃平外野手(2年)の3ランなどで5点を加えて逃げ切った。小倉全由監督(60)は「夏は先取点を取られると固くなる。桜井もまだ思うようにいかないし、エラーで4点も失った。1つ1つ、しっかりやっていくしかない」と引き締めた。次は17日に立川国際中教校と対戦する。