山梨学院が2年連続7度目の甲子園出場を決めた。

 1点を先制されて迎えた5回裏1死二、三塁。9番広瀬巧真遊撃手(3年)が適時三塁打を左中間に運び、2点を追加し逆転に成功した。続く1番関口俊哉外野手(3年)の右方向への犠牲飛でさらに1点を加える。この回から一気に山梨学院は大きな波に乗る。続く6回裏にも3点、7回裏には一挙に7点をダメ押しで追加。8回裏にも1点を追加し、合計14点、17安打と打線が大爆発だった。

 5打数4安打4打点の大活躍をあげた広瀬は、涙を流して勝利を喜んだ。広瀬は「今まで全然打てなかったのに、根気よく使ってくれた監督さんに感謝です」と話した。

 吉田洸二監督(48)は広瀬について「スーパーラッキーボーイです!」と笑顔で勝利の喜びをかみしめた。昨日22日の準決勝日本航空戦では、チャンスで適時打を放つなど活躍し「ラッキーボーイ」と吉田監督から言われていた。