筑陽学園と久留米商の対戦は7-7で延長11回に突入した時点で、雷の恐れと雨天による中断に入り、午後4時20分、引き分け再試合が決定し、明日25日の第3試合に組み込まれることになった。なお、25日の第1試合は当初の予定通りに午前10時から開始となる。

 9回に1点ビハインドを追いついて勢いに乗っていた久留米商の八谷賢一監督(49)は「土壇場でよく追いついてくれた。私もあきらめてなかったし、選手もあきらめてなかった」と2死走者なしからの同点劇に目を細めた。「また仕切り直しとなるので先制点を取っていきたい」と話した。

 一方、筑陽学園の江口祐司監督(54)は「うちに恵みの雨かも。追いつかれて久留米商に逆転される展開だった。選手らは焼き肉でも食って精をつけて明日に臨ませたい」と気持ちを切り替えていた。