センバツ8強の福岡大大濠が春夏連続の甲子園出場へ王手をかけた。

 先発のエース三浦銀二投手(3年)は不安定な1回に2点を失ったがテンポを上げた2回以降、調子を取り戻し無失点。打線は粘る三浦を援護し1-2の5回に長打攻勢で4点を奪いひっくり返した。8回1死からプロ注目の4番・古賀悠斗捕手(3年)の今夏初となる高校通算52号ソロ本塁打が飛び出すなど13安打の8-2で快勝した。八木啓伸監督(39)は決勝へ「全員で一丸となって臨みたい」と気合十分だった。