前橋育英(群馬)が、2年連続3度目の夏の甲子園出場を決めた。

 3回表に、押し出しと暴投で2点を先制すると、その後もこまめに得点を重ねてリードを保った。

 丸山和郁外野手(3年)は中堅手として先発し、4回からマウンドに上がった。6イニングで4度、3者凡退に抑え、強力健大打線に勢いを与えなかった。

 荒井直樹監督(52)は「最高の気持ちです。甲子園の舞台では、これまで積み重ねたこと、体にしみこませたものを出したいです」と意気込んだ。

 飯島大夢(ひろむ)主将(3年)は「今まで辛い思いもしてきたけど、夢がかないました。甲子園でも1戦1戦力を出し切りたいです」と語った。