大垣日大が昨年の雪辱を果たし、3年ぶり4度目の出場を決めた。昨年の決勝で1点差で敗れた中京学院大中京に7回に追いつかれたが、すかさず8回にスクイズなどで突き放した。
来秋ドラフト候補のエース修行恵大投手(しゅうぎょう・けいと=2年)が先発し6回まで無失点の快投。しかし、7回につかまった。無死満塁から押し出し四球を与え無念の降板。寮で同部屋の杉本幸基投手(2年)にマウンドを託し、ベンチで勝利を祈った。修行は「あそこで粘れなくて悔いが残る。助けてくれた野手の皆さんに申し訳ないです。絶対に完投しようと思っていたのに悔しい。甲子園では気負わず自分の投球をして、完投したい」と力を込めた。
◆大垣日大 1963年(昭38)に創立された私立校。生徒数は1026人(女子524人)。野球部も創立と同時に創部され、部員は55人。甲子園は春3度、夏4度目。主はOBは曽我部直樹(元阪神)、阿知羅拓馬(中日)。所在地は岐阜県大垣市林町6の5。古田健二校長。
◆Vへの足跡◆
2回戦15-0山県
3回戦2-1岐阜総合学園
4回戦6-0加茂
準々決勝5-1美濃加茂
準決勝1-0市岐阜商
決勝6-3中京学院大中京