東海大菅生(西東京)松本健吾投手(3年)が9回1失点で完投し、元中日の若林弘泰監督(51)に甲子園初勝利を贈った。

 尻上がりに調子を上げ、スプリットを武器に7奪三振。安定した投球と適時打でベスト16入りに貢献した。西東京大会では高校通算107本塁打の清宮幸太郎擁する早実、強打の日大三を撃破し、甲子園出場を決めた右腕は「やっと夢がかなった。勝てて良かったです。(今夏初安打が)一番うれしかった」と笑顔で話した。