筑陽学園が延長11回10-9で東福岡を下し九州大会出場を決めた。

 9-9で迎えた延長11回。先頭打者で主将の7番・後藤礼央外野手(2年)が「(投手の)球数が多く高めを狙った」という、内角高め直球を右越え本塁打。8回にも9-9の同点適時打を放っており、勢いがあった。この日、筑陽が放った本塁打は計4本。

 江口祐司監督(55)によると「当てるな。三振してもいいから振れと言っている」と言う。日頃から遠くに飛ばす意識で練習している成果が表れた。