夏の甲子園を制した花咲徳栄(埼玉)が2回戦進出を決めた。

 プロ志望届を提出している綱脇慧投手(3年)が5回4安打1失点の好投。2番手で登板した2年生4番の野村佑希(2年)は最速142キロ直球で押し4回を4安打2失点に抑えた。

 打線も本塁打を含む10安打で6得点。岩井隆監督(47)は「綱脇は甲子園より良かった。打線も得点圏に走者が行くと目の色が変わる。野球を良く分かっている」と目尻を下げた。

 8日の2回戦の相手はセンバツ優勝校の大阪桐蔭。岩井監督は「やだやだ」と苦笑いしつつも「食らい付いていきたい」と公式戦では初となる対戦を楽しみにしている様子だった。