盛岡大付(岩手)が東海大菅生(東京)に延長11回タイブレークの末、7-12で敗れた。10回に重盗を仕掛けるなど2点を奪って追い付いたが、3番植田拓外野手(3年)が左越えの当たり(記録は左越え安打)で先行走者を追い越してアウト。直後に三塁走者の1番林一樹外野手(3年)がノーサインの本盗を失敗した。拙攻が重なり試合を決めきれず、その表に5点を奪われて終戦した。

 植田は「打球しか見てなかった。気付いたら追い越してた」と振り返った。関口清治監督(40)は「もったいない試合。すごく雑。集中力のなさが出た」と肩を落とした。