秋季関東大会で初優勝を飾った中央学院(千葉)が25日、千葉・我孫子市内の同校グラウンドで船橋芝山と年内最後の対外試合を行い連勝で締めた。

 通算23本塁打を放ち「4番」としてもけん引する、エース右腕の大谷拓海投手(2年)が2試合目で救援した。最速は134キロも、3回を投げ打者12人に1安打6三振無失点。「冬のトレーニングで球質もスピードも上げたい。いつか150キロを出せれば」と出場が確実視される来春の第90回記念選抜高校野球大会(3月23日から13日間、甲子園)へ向け高みを目指す。ロッテ山森スカウトは「球質がいい。打者の体感ではもっと速く感じるはず」と評価した。