今春センバツ高校野球での導入が決定していたタイブレーク制が、延長13回から無死一、二塁で行われることに決まった。打順は12回までを引き継ぐ「継続打順制」となる。10日、日本高野連が大阪市内で今春の第90回選抜高校野球大会の運営委員会を開き、タイブレーク制の詳細を決定した。

 導入されるのは準決勝までで、決勝ではタイブレーク方式は行われない。いままで通り延長15回までに決着がつかなければ、引き分け再試合となる。決勝の再試合にはタイブレークが適用される。

 また、この日、高校野球特別規則が一部改正され、夏の選手権大会、それにともなう夏の地方大会、春と秋の都道府県大会での導入も決まった。