先発した斎藤礼二投手(3年)が、公式戦初本塁打を放つなど投打に活躍した。

 初回は肩に力が入って制球が定まらず、守備の乱れも重なって1点を献上。その裏、味方がすぐに逆転してくれ、迎えた2死一、二塁で斎藤が右翼スタンドへ3ランを放った。

 秋の大会でケガをし、公式戦のマウンドは約5カ月ぶりだったが8回2/3を投げ3失点(自責2)にまとめた。お立ち台に上がった投打のヒーローは「全然打てると思っていなかった。うれしいです、本当に」と照れ笑いを浮かべた。