浦和学院が6年連続19度目の春季関東大会(19日から、千葉)出場を決めた。

 河北将太投手(3年)が投打で活躍。公式戦初完封し打っては唯一の得点を挙げた。「周りのみんなが気を使ってくれ、みんなの声が大きかった」と笑顔で汗をぬぐった。4日に3年連続で花咲徳栄との決勝戦を迎える。

 森士監督は「投手陣は渡辺(勇太朗)、佐野(涼弥)がいない中、他の投手で勝てて決勝に来られたことは収穫。でも、投手が手薄なところで投手におんぶに抱っこになってしまったのは大きな課題です」と話した。大型右腕の渡辺、左腕の佐野については「関東大会で一応ベンチに入れようかと思っています。ギリギリ間に合うかなと。故障はあったが、もう7~8割、80~100球ぐらい毎日投げ込んでいる。(夏に向けて)1回実戦を踏んでおきたいところはある」と見通しを語った。