高崎健康福祉大高崎(群馬1位)が、接戦を制し4強入りした。

 1回1死二、三塁、4番の高山遼太郎内野手(3年)が通算40号となる3ランを放ち、先制した。

 6-6の同点で迎えた8回、先頭の6番大柿廉太郎捕手(3年)は、2ストライクと追い込まれてから「どんな球にも、食らいつこう」と自身の判断で普段とは違うノーステップ打法に変え、右中間を破る二塁打を放った。嶋本翼内野手(3年)の適時中前打で生還し、決勝点となった。

 主将でもある大柿は「やってやるぞ、という気持ちだった。気持ちを見せられてよかった」と振り返った。22日の準決勝に向けては「夏に向けてつなげたい。自信を持って戦うために、攻守ともにいい形でゲームを運びたい」と意気込んだ。