春季高校野球近畿大会が26日、兵庫・明石トーカロ球場で開幕する。開幕カードで早速、今年のセンバツで史上3校目の春連覇を果たした大阪桐蔭が登場。兵庫1位の明石商と対戦する好カードだ。

 大阪桐蔭は府予選で、センバツから大幅にメンバーを入れ替えた。9人が新たにメンバー入りしたチームで大阪の頂点に立ち、17年春から大阪大会4季連続優勝と、王者の強さを見せた。府予選ではベンチを外れていた今秋ドラフト候補の藤原恭大外野手(3年)、センバツで背番号「1」を背負った柿木蓮投手(3年)らも今大会でベンチ入り予定。藤原は痛めていた右ひざも順調に回復。西谷浩一監督(48)も「万全の万全だと思います。ウズウズしてると思います」と話していた。新戦力も加わった大阪桐蔭の戦いに注目だ。

 他にも智弁学園(奈良)、乙訓(京都)、智弁和歌山と今春センバツ出場校が合わせて4校出場する。大阪桐蔭と智弁和歌山がともに勝ち上がれば決勝での対戦。センバツ決勝の再戦が見られるかも注目だ。