早実が早大学院との「ワセダ対決」を制し、4回戦に進出した。

 初回に3点を奪われ、7回まで1点のリードを許す展開。8回2死から連打でつなぎ、毛塚悠伸外野手(3年)の適時打で追いついた場面では、清宮(日本ハム)から主将を受け継いだ早実・野村大樹内野手(3年)の目から、涙がこぼれた。「毛塚は僕の横でよく練習していて。でも、秋、春と結果が出なくて、悔しい思いをしている姿を見ていた。特別な感情というか、うれしくて涙が出ちゃいました」と笑顔で話した。