大磯が2時間59分の熱戦を制し、3回戦進出を決めた。12日に湘南台を下し、10年ぶり夏1勝利をあげた3日後に、2連勝をマークした。

 2点を追う5回2死一塁、4番の岳下直央内野手(3年)が公式戦では初めてとなる本塁打を放ち、同点に追いついた。

 5回裏に1点勝ち越されたものの、6回に3点を奪い逆転。8回には打者一巡の猛攻で4点を挙げ、突き放した。

 就任1年目の窪田祐樹監督(27)は「本当に暑くて、お互いにとってしんどい展開だった。諦めずに、めげないで戦ってくれた。全員でとった1勝です」と喜んだ。