西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県で、当初7日の予定より10日ずれ込んで広島大会が開幕した。被害の大きい呉地区でも1回戦が開催。第1試合は呉宮原が5回コールドで音戸・大柿を下した。

 主将の藤原大輔投手(3年)は先制の右翼ランニング本塁打を含め3打数3安打2打点と活躍。学校や部員の自宅が断水になるなど、影響は少なくなかった。「野球ができる喜びをかみしめながら、プレーしていた」と振り返った。