市船橋が千葉敬愛に11-1で勝利しベスト8進出を果たした。

 初回から強力打線で圧倒した。千葉敬愛の先発・新原渉吾投手(3年)の立ち上がりを攻め、2四死球と6本の長短打で一気に畳かけ一挙7点。その後も得点を重ね7回コールドで試合を決めた。

 今春から腰痛で離脱していたエース・須藤暖人投手(3年)が「6番中堅」、スタメンで今大会初出場。初回には1死満塁から走者一掃となる左越え適時打で勝利に貢献し「打った球は真っすぐ。チームの勢いにつながってよかったです」と振り返った。

 7回には2番手としてマウンドに上がり3者凡退に。「ボールの勢いはあったけどコースはまだ甘い。緩急をしっかりつけ、コースをついて打たせてとるピッチングをしたい」と、次への豊富を話しながらも「楽しんで投げられた」と復活のマウンドに笑顔を見せた。桜内剛部長(50)は、「ボールはまだうわずっていた。でも、須藤がいると打線に厚みが出ますね」と、復帰にほっとした表情を見せた。