興南(沖縄)が8安打するも完封負けで2回戦で姿を消した。6回までは毎回走者を出しながら、決定打を欠いて得点を奪えなかった。投手陣も終盤に失点を重ねて、最後までリズムをつかめなかった。

 先発の藤木琉悠(りゅうゆう)投手(3年)は、4回途中で1発を許したが2失点と粘りの投球。「相手が上だった。自分の投球は出来たと思う」と話したが、2番手で登板した背番号13の左腕、宮城大弥(ひろや)投手(2年)は「味方のエラーがあっても自分が抑えれば良かった。まだまだ練習不足だと思う」と7、8回で3失点した自分を責めた。「来年は背番号1をつけて、また甲子園に戻ってきたい」とリベンジを誓っていた。