大阪桐蔭(北大阪)が準決勝で済美(愛媛)を下し、史上初となる2度目の春夏甲子園連覇に王手をかけた。

 大阪桐蔭OBで08年夏の全国制覇時の主砲だったヤマハ・萩原圭悟内野手(28)が、ネット裏で母校の決勝進出に拍手を送った。「僕の方がいつも元気をもらって、励まされています」と母校が出場するたびに練習休みを利用して観戦。「昨年のセンバツで優勝したチームが夏に負けた姿が、今のチームの原点だと思う。あの強いチームでも負けたんだということを教訓にして、ここまで頑張ってきたのでしょう」とOBならではの目線で見守った。