U18アジア選手権(KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)は9日、予定された日本-中国の3位決定戦、台湾-韓国の決勝戦の2試合を雨天中止とし10日に順延した。

来年、韓国で開催予定のU18ワールドカップ(W杯)の出場権は今大会の3位以上が条件。3位決定戦は開催する方針だが、天候次第では決勝は行わず台湾と韓国の両国優勝となる可能性が浮上した。

高校日本代表の小園は3位死守に向け、昨年のU18W杯でチームメートだった日本ハム清宮のエールを力に変える。スーパーラウンド2戦目の中国戦の雨天中止が決定した前日8日に「(地震は)大丈夫ですか?」と直電。清宮から「今日は仙台で試合だよ。絶対に3位に入れよ」と激励された。「この経験は大きいので、後輩たちにも経験してほしいなと。絶対勝って、次につなげたいです」と意気込んだ。【久保賢吾】