来季からDeNA投手コーチに就任する三浦大輔氏(44)の長男、平塚学園(神奈川)の三浦澪央斗投手(2年=れおと)が高校野球最後の1年に向け、鍛錬を続けている。

チームは現在、14日間に及ぶ冬合宿中。8日目となる22日は、投手陣はウエートトレーニングなどで基礎体力を作った。180センチ、83キロの立派な体格。「合宿で少し絞れました」と笑った。

今秋の県大会は「ハマの番長」と呼ばれた父と同じく、背番号18をつけた。「最後の夏はやっぱり、1番をつけたいですね。球速も140キロまで伸ばしたいです」。現在は最速130キロ少々という直球を、この冬のトレーニングで進化させる意気込みでいる。

合宿最終日には、湘南の砂浜をチーム全員で約40キロ走破する、同校伝統の年末総決算が待っている。「(きつさは)想像もできないです。でも来年の夏のためにしっかりやらないと」と気を引き締めていた。