最速157キロを誇る今秋ドラフト1位候補、大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)が「甲子園に行くという目標を達成できるよう、夏に最後のチャンスを生かしたい」と誓った。

この日、関東遠征で土浦一(茨城)との練習試合後に報道陣に対応。出場できなかったセンバツについて「テレビを見ていると、自分たちでもいい試合ができたように思いますし」と言葉を選びながら話した。録画も含めると、ほとんどの試合を見たという。

佐々木と同じく「高校四天王」と呼ばれる星稜(石川)奥川恭伸投手(3年)や横浜(神奈川)及川雅貴投手(3年)の試合は、録画だけでなくリアルタイムでもテレビ観戦。「やっぱり勉強になります。奥川君はタイミングの外し方とかがすごい。及川君は多少打たれましたが、結果だけではないと思うので」と感想を口にした。

この日は試合出場はなく、ベンチでナインのサポートに回った。試合前にはカーブを交えて30球ほど軽めのキャッチボール。「大船渡はおとといも雪が降りましたし、少しずつ調整を進めています」と現状を話した。