今秋ドラフト1位候補、大船渡(岩手)の最速163キロ右腕佐々木朗希投手(3年)が「4番投手」で先発出場した。

宮城・多賀城市にある仙台育英グラウンドには、試合開始3時間前からスカウト陣が訪れ、30人を超えた。

テレビ局も東京キー局を含めた5局が取材に訪れるなど「令和の怪物」フィーバーが過熱している。

1回、佐々木がいきなりバックスクリーン直撃の先制3ランを放った。推定飛距離は130メートル。

1回の投球は変化球主体で2安打を許したが、2三振を奪い、無失点で乗りきった。しかし、2回に2点を失った。

佐々木の2打席目は見逃し三振だったが、大船渡は4回に1点を追加。リードを2点に広げた。

佐々木は3回2/3、75球で降板。5奪三振で最速は93マイル(約149・7キロ)だった。