第58回春季全道高校野球(27日開幕、札幌円山)の組み合わせ抽選会が22日、札幌市内で行われ、今春のセンバツに出場した札幌大谷と札幌第一の両校が、28日の初戦で対戦することが決まった。

センバツに北海道からダブル出場した直後の春季全道大会で、2校が直接対戦するのは、75年の北海道日大と札幌商(現北海学園札幌)が全道決勝で対戦(札幌商が5-1で優勝)して以来44年ぶり2度目で、初戦での対戦は初となる。

札幌大谷の飯田柊哉主将(3年)は「同じゾーンになったので、嫌な予感はあったが、まさかこうなるとは。驚いた。難しい相手だが、勝てば勢いに乗れる。しっかり初戦に向けて準備したい」と話した。

昨秋の全道大会決勝で逆転負けを喫している札幌第一の大平裕人主将(3年)は「秋に敗れた悔しさや、選抜で大敗した屈辱をバネに練習をしてきた。自分たちがやってきたことを、しっかり出したい」と気を引き締めた。