第101回高校野球選手権千葉大会の開会式が10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

参加163チーム(170校)を代表し東京学館浦安の遠藤湧士主将(3年)が選手宣誓を行った。

宣誓文には「野球ができることに感謝」と「令和初となる、この101回大会の頂点を目指す」という文章を盛り込み「新たな時代を作り上げていく気持ちで戦いたい」と力を込めた。

自宅や、登下校でみっちり練習した通り、ゆっくりと聞き取りやすく、ハッキリとした口調で宣誓し「緊張したけど、途中から楽しくなってきた。今日はうまくできました。100点です!」と満足げな表情を見せた。

昨年は、西千葉大会で決勝まで進出したが惜しくも準優勝に終わった。「今年は主将としてチームを引っ張っていきたい」と成し得なかった優勝へ向け、早くも気持ちを切り替えた。

遠藤選手の熱のこもった宣誓で熱戦の火ぶたを切った千葉大会。決勝は25日(雨天順延)、ZOZOマリンスタジアムで行われる。