第101回全校高校野球選手権(6日開幕、甲子園)に出場する南北海道代表の北照、伊藤陸主将(3年)が旧友との再会に刺激を受けた。5日の開会式リハーサル後、小樽シニア時代のチームメート、聖光学院(福島)の萩田翔右翼手(3年)と顔を合わせた。
互いに連続出場も、昨夏は萩田がメンバー外だったため、2人が聖地で会うのは初めて。伊藤は「連絡は取っていたが、会うのは中3のとき以来。互いに勝ち上がって、3回戦以降で対戦できたら」と意気込んだ
同シニアでは伊藤が2番手投手兼遊撃手、萩田は主砲で正捕手だった。伊藤は「自分のボールを受けてくれたのが萩田。高校では離れてしまったし、そういう仲間と甲子園で会えるなんて、なかなかないこと」と喜んだ。萩田も当時を思い出し「遊撃の守備がうまくて、副主将として人をまとめるのも上手だった。今、主将をしているのも納得いく。3年前と変わらない」と笑顔で話した。
萩田は、春まで聖光学院の中軸を打つ右翼のレギュラーだったが、福島大会直前の練習試合で死球を受け、右手小指を骨折し離脱。甲子園から背番号17でメンバーに復帰していた。伊藤は「懸命にリハビリして間に合わせた萩田の頑張りに勇気をもらった。自分も負けずに最高のプレーができたら」と刺激を受けた。
2日には、大阪・池田市内の伊藤の宿舎に、開会式で先導役を務める北海の辻本倫太郎主将(3年)が訪れ「活躍期待しているよ」とエールを受けた。仲間の奮闘や友の激励を力に、夏1勝へとけん引する。【永野高輔】

