U18W杯(ワールドカップ)は第3日。B組の高校日本代表は強敵・米国と対戦。16-7で勝ち3連勝とした。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
米国 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 7 |
日本 | 1 | 0 | 5 | 5 | 0 | 0 | 1 | 4 | X | 16 |
9回表
日本投手は宮城、興南の左腕
3者三振に仕留め試合終了
8回裏
米国投手は右腕マクリーン
3韮沢 右前安打
4石川 四球
5遠藤 送りバントで1死二、三塁
6熊田 申告敬遠で満塁
7水上 スクイズ試みるもファウル。空振り三振
8横山 体をかすめる押し出し死球で13点目
9坂下 中前2点適時打で15-7
1森 右前適時打で16-7。坂下が一気に本塁を狙ったがタッチアウト
8回表
日本投手は飯塚、習志野の右腕
8番に四球。9番の強いゴロは遊撃手が後逸し無死一、二塁。暴投で二、三塁。1番を三邪飛で1死二、三塁。2番を147キロ直球で見逃し三振。3番を変化球で三ゴロに仕留め無失点で切り抜けた
7回裏
米国投手は右腕ヘクター
8横山 左越えソロ本塁打で12-7
9坂下 左飛
1森 二ゴロ
2武岡 空振り三振
7回表
日本投手は前、津田学園の右腕
3番に直球打たれ右中間二塁打。ここで日本は4人目の右腕飯塚(習志野)が登板。4番は147キロ直球で空振り三振。5番に左中間を破る適時三塁打を打たれ7-11。5番は変化球で空振り三振で2死三塁。6番はスライダーで空振り三振に仕留め1点で食い止めた
6回裏
米国投手は右腕ヘクター
5遠藤 中飛
6熊田 遊ゴロ。遊撃手のファインプレーに阻まれる
7水上 三ゴロで3者凡退
6回表
日本投手は3人目の前、津田学園の右腕
5番は三ゴロ失策で無死一塁。6番は死球で一、二塁。7番は一ゴロに打ち取ったが二塁へ悪送球。二塁走者生還し4-11。なおも無死一、二塁。8番は中前安打で満塁。9番は空振り三振で1死。暴投で5-11。1番は左犠飛で6-11。2番は二ゴロに仕留めた
5回裏
米国投手は右腕ヘクター
2武岡 右飛
3韮沢 遊飛
4石川 空振り三振で3者凡退
5回表
日本投手は西、創志学園の最速154キロ右腕
8番に直球打たれ遊撃イレギュラーバウンドヒット。9番を歩かせ一、二塁。1番の背中に死球で無死満塁。2番の一ゴロの間に1失点。2-11。3番の一ゴロの間にもう1失点し3-11。4番は中飛に抑えた
4回裏
米国投手は左腕ゴードン
1森 140キロ直球空振り三振
2武岡 122キロチェンジアップ空振り三振
3韮沢 遊ゴロ。最初の判定はアウトだったがリプレー検証でセーフ。
4石川 四球で2死一、二塁
5遠藤 四球で満塁
6熊田 左前適時打で2者生還し8-1
7水上 四球で満塁
米国は投手交代、3人目の右腕ヘクターが登板
8横山 押し出し四球で9-1
9坂下 右前適時打で2者生還し11-1
1森 一ゴロで攻撃終了
4回表
日本投手は西、創志学園の最速154キロ右腕
5番を146キロ外角直球で見逃し三振。6番を136キロスプリットで見逃し三振。7番を139キロで空振り三振
3回裏
米国投手は右腕ヘルナンデス
9坂下 右手に死球
1森 左前安打し無死一、二塁
2武岡 捕逸で二、三塁。二塁右への適時内野安打で2-1と勝ち越し
3韮沢 死球で無死満塁
4石川 三遊間を破る左前適時打で2者生還し4-1
米国は2人目の左腕ゴードンに交代
5遠藤 送りバントで1死二、三塁
6熊田 中前への2点適時打で6-1
7水上 遊飛で2死二塁
8横山 死球で一、二塁
9坂下 見逃し三振
3回表
日本投手は2人目の西、創志学園の最速154キロ右腕
1番をスライダーで空振り三振。2番に148キロ打たれ左前安打。3番は変化球で遊ゴロ。2死二塁。4番は147キロ直球で空振り三振、無失点
2回裏
米国投手は右腕ヘルナンデス
6熊田 左飛
7水上 二ゴロ
8横山 146キロ捉えたが中飛
2回表
1回裏
米国投手は右腕ヘルナンデス
1森 内角直球打って右三塁打
2武岡 チェンジアップ空振り三振
3韮沢 投ゴロで2死三塁
4石川 カウント3-0から直球打って右へ適時二塁打、1-1同点
5遠藤 チェンジアップ空振り三振
1回表
日本投手は林、近江のサウスポー
1番に左翼線二塁打。2番は四球で無死一、二塁。3番はチェンジアップで三振。この後、重盗を決められ1死二、三塁。4番に中犠飛を打たれ1点を先制された。5番に四球で2死一、三塁。この後、重盗を仕掛けられたが三塁走者を挟殺し追加点を防ぐ。林の投球数は26
【日本スタメン】
1(中)森=桐蔭学園
2(三)武岡=八戸学院光星
3(一)韮沢=花咲徳栄
4(指)石川=東邦
5(左)遠藤=東海大相模
6(遊)熊田=東邦
7(捕)水上=明石商
8(右)横山=作新学院
9(二)坂下=智弁学園
先発投手・林=近江
1日の試合結果
【A組】
▽韓国8-5カナダ
▽オーストラリア13-2中国(7回コールド)
▽オランダ4-2ニカラグア
【B組】
▽パナマ17-2南アフリカ(5回コールド)
▽日本-米国
▽スペイン-台湾
勝敗表
【A組】
チーム | 試 | 勝 | 敗 | 韓国 | 豪州 | カナ | オラ | ニカ | 中国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
韓国 | 3 | 2 | 1 | - | ● | ○ | ○ | ||
豪州 | 3 | 2 | 1 | ○ | - | ● | ○ | ||
カナ | 3 | 2 | 1 | ● | - | ○ | ○ | ||
オラ | 3 | 1 | 2 | ● | ● | - | ○ | ||
ニカ | 3 | 2 | 1 | ○ | ● | - | ○ | ||
中国 | 3 | 0 | 3 | ● | ● | ● | - |
※カナ=カナダ、オラ=オランダ、ニカ=ニカラグア
【B組】
チーム | 試 | 勝 | 敗 | 日本 | 米国 | 台湾 | パナ | スペ | 南ア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 3 | 0 | - | ○ | ○ | ○ | ||
米国 | 3 | 2 | 1 | ● | - | ○ | ○ | ||
台湾 | 3 | 2 | 1 | ● | - | ○ | ○ | ||
パナ | 3 | 1 | 2 | ● | - | ● | ○ | ||
スペ | 3 | 1 | 2 | ● | ● | ○ | - | ||
南ア | 3 | 0 | 3 | ● | ● | ● | - |
パナ=パナマ、スペ=スペイン、南ア=南アフリカ
大会メモ・ルールなど
◆U18W杯 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、18歳以下による世界大会。81年に始まり今回が29度目。日本が高校日本代表で臨むのは04年が最初で、今回が6度目。日本は04年から高校日本代表で臨み過去は準優勝が最高。参加12チーム(A組=韓国、オーストラリア、オランダ、カナダ、ニカラグア、中国、B組=日本、米国、台湾、パナマ、南アフリカ、スペイン)。1次ラウンド(R)は2組各6チームで総当たり戦、各組上位3チームがスーパーRに進出。スーパーR上位2チームで決勝を争う。
◆球数制限 今大会から導入。1試合49球以下は連投可能。50~104球は中1日、限度の105球に達した場合(打席中に達した場合、その打者との対戦終了まで投球可能)、中4日空けなければならない。
◆U18W杯・日本の成績◆
82年(米国)米国 準優勝 大学選抜
99年(台湾)米国 5位 沖縄県高校選抜
04年(台湾)キューバ 準優勝 ダルビッシュ有、涌井秀章、鵜久森淳志
12年(韓国)米国 6位 大谷翔平、藤浪晋太郎、田村龍弘
13年(台湾)米国 準優勝 松井裕樹、安楽智大、森友哉
15年(日本)米国 準優勝 清宮幸太郎、オコエ瑠偉、平沢大河
17年(カナダ)米国 3位 清宮幸太郎、小園海斗、藤原恭大
※()内は開催国、左から優勝国、日本成績、主な参加選手