東京学館新潟は2回戦で夏の覇者・日本文理に勝利した勢いを生かせなかった。先発・高橋駿(2年)が3回に6連打を含む計7安打を固め打ちされ、一挙6失点。救援陣も村上桜ケ丘打線を抑えられず、計10失点と打ち込まれた。長谷和昭監督(58)は6失点の高橋投手について「精神的に弱気になったのか、ボールを置きに行っていた」と攻めの姿勢を貫けなかったエースにこの先の奮起を促した。

打線は13安打を放ち、6得点をあげたが、追い付けず。序盤の大量失点が重く響いた展開に小柳敦主将(2年)は「失点後のチームの雰囲気が重い。良くなかった」と課題を指摘。さらに続け「うちは優勝を狙うチーム。きつい練習を積み、この負けを通過点にしなければならない」小柳主将。目標の頂点に向け、この冬の鍛錬を誓っていた。