日本高野連が金属バットの性能見直しに着手することになった。

第3回「投手の障害予防に関する有識者会議」が20日、大阪市内で開かれた。会議では、金属バットの性能見直しについても議論された。改善案として、最大径を現状の67ミリから、木製バットの平均に近い64ミリに減少することが提案された。

細くすることでバットの反発係数が下がり、飛距離が落ちる効果がある。有識者会議のメンバーである田名部和裕日本高野連理事は「打撃優位を変えないといけない」と説明した。

新たな基準の設定は、今後、製品安全協会の研究事業として着手される。