来秋ドラフト候補の花咲徳栄(埼玉)・井上朋也外野手(2年)が30日、年内の練習試合を終えた。

高校2年終了時での通算本塁打は47本となった。昨冬には「来年中に50本に乗せたいです」と意気込み、わずかに届かなかったものの、シーズン9カ月間で31本の本塁打を放った。

井上は1年夏、2年夏と甲子園で右翼手としてスタメン出場。貴重な右打ちの大砲候補として、来年は東海大相模(神奈川)の高校通算53発スラッガー・西川僚祐外野手(2年)らとともにプロからの注目を集める存在になりそうだ。

チームは10月の秋季関東大会でベスト4入りを逃し、来春センバツ出場は微妙な状況となっている。関東大会敗戦で「全てにおいてやり直しです」と悔しがった井上は、今春守っていた三塁に再挑戦し、幅を広げている。