沖縄県高野連は12日、6月20日に開幕予定だった今夏の第102回選手権沖縄大会は、甲子園大会(8月10日開幕予定)が開催される場合、7月以降に日程を変更して開催すると発表した。

同連盟は元々、県立学校の休校解除が5月6日以降となる場合は開幕延期を検討。休校が5月下旬まで延長となり、予定通りに開催となると、練習期間の確保が難しいことを考慮しての決定となった。

具体的な開催日程や、観客動員については未定。休校による授業時間の消化も滞っているため、学業優先でのスケジュールとなることが予想されるが、同連盟の中村健理事長は「(平日は)できるだけ避けることになっていくと思うが、選手権の日程が決まっていたら、それに間に合うようにやらないといけない」。日本高野連は20日に、夏の大会の開催可否について議論予定。もし甲子園大会が中止となった場合は、独自の県大会開催も選択肢の1つとなりえるという。「(20日の)決定を受けて、どうするか考えます。できるだけ何らかの形で(大会を)できたらいいなという話はしています」とコメントした。