大産大付(大阪)は 元ソフトバンクの田上秀則監督(40)が率い、18日に大冠と対戦する。 17年夏の大阪大会決勝で大阪桐蔭に惜敗した実力校。初戦の相手を「力のある学校だと思います」と印象を挙げ、3年生16人について「全員が出る状況を作ってあげたい」と出場機会を与える意向だ。「3年生のための大会という形なので。1回でも多く勝ちたいと思ってやっている」と全員野球で戦う。

◆注目カードとブロック 177校169チームが参加する。3回戦までは南北に分かれて対戦し、4回戦以降は31日、準々決勝以降は8月5日に再抽選を行う。決勝は同10日。7月19日に強豪同士の大阪偕星学園と近大泉州が1回戦で激突。大会屈指の好カードだ。南地区は大体大浪商、大商大堺、東大阪大柏原が入ったブロック、北地区は金光大阪、関西創価、大産大付、大冠のブロックが激戦区。

◆大阪独自の代替大会のガイドライン 開閉会式は行わず、無観客試合とするが、試合をするチームの控え部員と3年生部員1人につき保護者2人まで入場を認める。大声での応援は禁止。メガホンや音の鳴る道具などは持ち込めない。守備からベンチに戻った選手は手洗い、顔洗いを必ず行う。勝利チームの校歌斉唱は行わない。試合後の会場周辺での長時間ミーティングも禁止。試合は10回からタイブレーク制を導入する。