仙台育英は準決勝で強豪・仙台商を撃破したが、硬式野球部とのダブル優勝はならなかった。小杉勇太監督(25)は「完璧に抑えられた。素晴らしいピッチャーで、手も足も出なかった」と完敗を認める。

得点圏は3度作ったが、安打は1本も出ずに終わった。2犠打で好機を広げた佐藤謙成主将(3年)は最後の夏を終え、「自分たちの野球を諦めずにやればチャンスは見えてくる。雰囲気を良くして、笑顔で野球をしてほしい」と後輩にエールを送った。